翻訳会社一覧情報

翻訳家として活動するには、基本的にはどこかの翻訳会社から仕事を斡旋して貰う必要があります。完全フリーランスで集客もするとなると本来の翻訳のお仕事に集中できなくなる可能性もあります。その分取り分が増えるので良い点もあるかもしれませんが、考え方次第ですね。

翻訳会社からお仕事を貰う場合は、どこの翻訳会社を取引先として選ぶのかは重要ですよね。閑古鳥が泣いている翻訳会社では、お仕事の絶対数が少なくて、収入源として成り立たない可能性もあります。

となると、人気の翻訳会社はどこだろうというのが気になるところです。人気のある翻訳会社と関係を持つことができれば、自分に回ってくるお仕事の量、質ともに、よいものになる可能性が高くなりますよね。

そこで、人気の翻訳会社を探してみたのですが、このサイトが参考になりました。

翻訳会社一覧

大学病院に勤めている方のサイトのようですが、翻訳会社のおすすめをランキングしています。ネット社会なのであまり関係ないかもしれませんが、全国的に翻訳会社の情報をまとめてくれているので、見ておいて損はないと思いますよ。

こうしたところで話題になっている翻訳会社は需要が大きいことが想像されるので、翻訳家としてもよいお仕事を頂けそうです。ただ、この大学病院の方は、学術論文の翻訳依頼をよくしているみたいなので、もしかしたら分野によって違うかもしれません。でも、学術論文て通常翻訳よりも難しいので、きっとここに出てくる翻訳会社は問題ないでしょうね。

翻訳家の報酬

翻訳家にもいくつかの種類があることをお伝えしましたが、いずれの分野においても、高い英語能力が要求されます。特に資格が必要になるわけではありませんが、翻訳を依頼する側からすれば、なにがしかの指標が欲しくなります。一般的には、英検1級やTOEIC900点以上というような目安があると、仕事をもらえる可能性が高まります。

翻訳家として仕事をする場合、フリーランスとして翻訳会社に登録/所属するようなイメージになります。翻訳の依頼があった場合に、文字数x単価やワード数x単価で報酬が決まってきます。おおよそ1ワード数十円程度が相場のようですね。

翻訳業だけで食べている人は少なく、多くの翻訳家は副業的に英語力をお金に変えているのが一般的です。とはいえ、自由な時間にそれほど場所を選ばず出来るお仕事ですので、逆に副業としては携わりやすい業務となります。

また、極一部の翻訳家は、企業に雇われて会社員として活動している方も存在します。外資系の日本法人などでは英語のドキュメントの翻訳、会議での通訳などの需要もあり、こうした環境で活動している方は、通常的な会社員の給与収入を得ています。

出版物の翻訳などでは、印税収入を得られる可能性もあるので、自ら出版社に企画を持ち込む人もいるそうですよ。もし携わった本の売れ行きが良ければ、自分に入る印税もその分膨らみます。翻訳業に付随して企画力、営業力があれば、その分収入アップも図れますね。

翻訳の種類と必須スキル

翻訳の仕事とは海外のコンテンツを日本人が読めるように日本語にしたり、逆に日本のコンテンツを海外向けに出す際に言語を日本語、英語、フランス語などに書き起こしていく仕事になります。

そのフィールドは主に3つに分かれています。それは「文芸翻訳」「実務翻訳」「映像翻訳」です。

それぞれ翻訳という意味では同じですが、必須なスキルや知識は異なるので今回から翻訳や翻訳会社について書いていこうと思います。

最初はそれぞれの翻訳の仕事について書いていこうと思います。

・文芸翻訳

文芸翻訳は海外の書籍や雑誌、歌の歌詞等の文芸作品の翻訳をする作業の事を言います。娯楽関係のものが多いことから翻訳の正確さだけではなく、作品の雰囲気もくみ取ったうえでの翻訳がスキルとして必須となります。

その為外国語の能力はもちろんですが、高い日本語力も求められます。

・実務翻訳

実務翻訳はビジネス用に使用する文書や学術書、マニュアル、契約書なんかを企業や研究者が利用するため用に翻訳する事を言います。主に医療、金融、IT関係等の専門的な知識が必要で、それに合った言葉を使用する必要があります。

医学、物理学、生物学などの理系の論文は英語での執筆が義務となってる事が多い為、国際的な雑誌に掲載するための翻訳をすることもありますが、英文の不明点などの文章の確認を行うこともあります。

また、海外の学術論文、重要文献の翻訳を依頼されたりすることもあり、広告やIT機器、ソフトウェアの日本語化を頼まれたり、特許関係の書籍の翻訳や海外への発注メールのやり取りも関わることが多いです。

その為、幅広い知識が求められ、正しい日本語力も求められます。

・映像翻訳

映像翻訳の仕事は一番一般的に人目につきやすいものだと思いますが、海外ドラマ、洋画、ドキュメンタリー等の翻訳を主に行い、それを日本語字幕として作成する仕事です。

ただし、ただ翻訳するのでは意味がなく、人が文字を読むスピードを考え、限られた字幕数の中にキレイにまとめるスキルも必要となります。さらにその国の文化や風習、スラング等も理解しておかなければ正確な翻訳はできないのが映像翻訳の難しい所です。